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マンションについて知ろう

マンションとは、大型の集合住宅をいい、賃貸マンションと分譲ンマンションに分類されます。賃貸マンションとは、共用部分であるか専有部分であるかを問わず、一棟の建物全体を単独のオーナーが所有する形態のマンションのことをいいます。これに対して、分譲マンションとは、専有部分ごとに所有者(区分所有者という)が存在し、共用部分については区分所有者全員が共同使用権を持っているという形態のマンションです。分譲マンションについては、一棟の建物に複数の所有者がいることから、必然的に人的結合関係が生じることになります。よって、その調整のため、建物の区分所有等に関する法律やマンションの管理の適正化の推進に関する法律、マンション管理の適正化に関する指針、マンション建替え円滑化法といった、マンション関係の特別法が制定されています。
建物の区分所有等に関する法律は、一般的に「区分所有法」といいます。この法律は、マンションのような、一棟の建物について、その一部(一室)を独立した所有権の対象とすることができるよう規定しており、その場合についての区分所有者間相互の利害関係を調整し、円滑な共同生活の場の確保を目的とした法律です。区分所有法によって、区分所有者全員を構成員とする管理組合が当然に成立するとされ(同法3条)、マンションの区分所有者や賃借人などは、管理組合における規約および集会の決議に法律上拘束されることとされています(同法46条2項)。
マンションの管理の適正化の推進に関する法律は、一般的に「マンション適正化法」といいます。この法律は、土地利用の高度化の進展、その他国民の住生活を取り巻く環境の変化に伴い、多くのの区分所有者が居住するマンションの重要性が増大していることに鑑み、マンション管理の適正化を推進するための仕組みについて規定したものです。
マンション管理の適正化に関する指針は、一般的に「適正化指針」といわれています。この指針は、マンションが、各区分所有者等の共同生活に対する意識の相違、多様な価値観を持った区分所有者間の意思決定の難しさ、利用形態の混在による権利・利用関係の複雑さ、建物構造上の技術的判断の難しさなどの多くの問題について、適正化法によって管理組合によるマンションの管理の適正化を推進するために国土交通大臣が定めた指針です。
マンションの建て替えの円滑化等に関する法律は、一般的に「建替え円滑化法」といわれています。この法律は、今後の老朽化マンションの急増に対応して、急増するマンション建替組合の設立、権利変換手続による関係権利の変換、危険又は有害な状況にあるマンションの建替えの促進のための特別の措置等のマンションの建替えの円滑化等に関する措置を講ずることにより、マンションにおける良好な居住環境の確保を図り、もって国民生活の安定向上と国民経済の健全な発展に寄与することを目的とした法律のことです。
法律は私たちの身近なものです。マンション購入を検討する際には、こういったマンションに関する法律についても目を通しておくとよいでしょう。トラブルを防ぐ手段になると思います。

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